市民権無くてもStimulus Checkは貰える?アメリカ政府の新型コロナウイルス対策小切手の対象は誰?

2020年5月16日アメリカ生活, 政治と経済, 社会$1200, economic impact payment, Eビザ, H1-B, stimulus check, スティミュラスチェック, 労働ビザ, 収入補償, 失業者, 新型コロナウイルス, 現金給付, 駐在員

stimulus check

新型コロナウイルスによる経済的困窮に対して、海外各国では、出勤・外出を避ける代わりに収入補償を行っています。アメリカでは、Economic Impact Payment (Stimulus check)と呼ばれる救済措置があり、小さめの布マスク2枚でもお肉券でもなく、現金給付です。

市民権がなくても貰える!?

私はアメリカ市民権も米国永住権も持っていません。非移民ビザである労働ビザを保持しており、別の言い方をすればresident alienに該当します。

政府高官やトランプ大統領がAmerican peopleを助けると話す度に、「あんなに高い税金支払ってきたのに、どうせ私達は対象外なんでしょ」と思い、まともに調べようとしていませんでした。

しかし、調べてみたら、労働ビザ保持者も対象だと判明!

IRSの特設ページにはnonresident alienは対象外(つまりresident alienは対象)とあります。また別のページにははっきりとresident alienは対象と記載されています、つまり給付金の対象なのです!H1-B, E, 駐在員ビザL等のワークビザ保持者でも受け取れるのは有難いです。(参考ウェブサイト IRS Murthy Law Firm)

 

いつ貰えるのか?

今週から給付が開始され、支給は所得が少ない人から行われます。

タックスリターンで銀行口座がIRSに登録されている場合は、該当銀行口座に直接振り込まれます。そうでない場合は4月20日以降に小切手が郵送される仕組みとなっています。

そもそも小切手については、対象者全員に届くまでには時間がかかると発表されていましたが、月曜夜にトランプ大統領が、自分の名前を印刷するように主張したため、さらに遅れる可能性もあります。

追記:こちらの記事にて、給付状況を確認する方法や、タックスリターンで還付を受けていない人が小切手受取から口座振込に変更する方法についてお伝えしています。

 

幾ら貰えるのか?

給付金額は税金を納付していて社会保障番号を持つ個人が1200ドル、夫婦なら2400ドルとなります。また、一定の条件を満たす子供には一人当たり500ドルが支払われます。社会保障番号はSSN, social security numberと呼ばれるものです。

満額支払いとなるのは、アメリカに在住している納税者で、AGIと呼ばれる調整後総所得(adjusted gross income)が以下の条件を満たす方です。

  • 個人納税者(individuals)は$75,000まで
  • 世帯主(head of housefold filers) は$112,500まで
  • 夫婦合算申告者(married couples filing joint)は$150,000まで

この条件を超えても、個人は$99,000まで、世帯主は$136,500まで、夫婦合算申告者は$198,000は収入額に応じて減額されますが受け取りが可能です。

つまり、法的に滞在許可があり、税金を納めていて、収入が一定以下であれば受け取れるということです。

【追記】ステータス表示エラー、銀行口座登録、振込待ちを経て、実際に振り込みされるまでについてはこちらの記事を参考にして下さい。

給付についてはIRSウェブササイトのeconomic impact payment informationページもご確認下さい。

失業者への追加支援

また失業者は、この$1200ドルの連邦政府からの給付金と州からの失業給付金に加え、連邦政府から週$600の給付が4ヶ月間上乗せされることになり、手厚い補償内容となっています。カリフォルニア州だけで3月中旬から270万人が失業申請をしました。(Mercury News)

 

用語:アメリカ市民権(citizenship)、米国永住権(PR, permanent residency, green card)、移民ビザ(immigrant visa)、非移民ビザ(non-immigrant visa)、労働ビザ(work visa)