やはり、ジョンソン・エンド・ジョンソンのベビーパウダーは使わないほうが良いらしい。2018年12月。「米ジョンソン・エンド・ジョンソンはベビーパウダーへのアスベスト混入を隠蔽していた」報道で6兆円消し飛ぶ。

2018年12月20日社会ジョンソン・エンド・ジョンソン

日本の皆さんもよく使う米医薬品大手ジョンソン・エンド・ジョンソンのベビーパウダー。そのベビーパウダーに発がん性があるとして消費者から訴訟を起こされたのは今から2年ほど前。今年2018年7月には米ミズーリ州の裁判所の陪審がJ&Jに対し、計46億9千万ドル(約5300億円)の支払いを命じる評決を出していました(J&Jは上訴して争う姿勢を強調してます)。この他J&Jは多くの関連訴訟を抱えている状況でした。

悪事の隠ぺいの代償はデカい。6兆円消し飛ぶ。

ここへ来て先週末、「ベビーパウダーへのアスベスト混入を知っていて隠蔽していた」との報道がなされました。

この報道を受けてJ&Jの株価は先週末金曜だけで10%,今週月曜も2.9%下げました。
ウォールストリートジャーナルによると時価総額で$500億ドル(6兆円)ほど消し飛んだ計算に。

しかし、本当に悪いことした中の人にとっては痛くもかゆくもないんでしょうね。我々にできることは安全のため、当面はJ&Jのベビーパウダーを使わないことぐらい。