シリコンバレーより。まだアンチウイルスソフト使っているの?そろそろ意味がないことに気づくべき。
最近の若い人はPCを買わなくなったと言われていますが、まだまだご家庭にはありますよね?このホリデーシーズン、PCを買い替える方もいるのではないでしょうか?
今回はアンチウイルスソフトウェアについて。まだ盲目的に「ノートン」、「カスペルスキー」、「マカフィー」などを買っているWindows ユーザーに問いたい。「まだ必要ですか?」と。
Windows の純正機能を「Windows Defender」をまず試してみては?
Windowsには「Windows Defender」というマイクロソフト純正のセキュリティソフトウェアが標準搭載されています。勿論、無料。
確かに以前はその性能で劣っていましたが、それはもう昔の話。今やほぼ追いついたと言っていいと思います。会社によってはセキュリティポリシーでサードパーティのアンチウィルスソフト導入が義務付けられている所もありますので、そのような所は導入すればいいだけの話。
一般家庭では無用。「Windows Defender」と市販のアンチウイルスソフトの比較は大勢の方が行ってウェブにアップしていますのでググってみて下さい。ベンチマークテストや検出率などで、勝った負けたという結果が大勢出てきます。
私の経験上、市販のアンチウイルスソフトはそれ自体がたまにWindowsの動きをおかしくしてしまうことがよくありました。ソフトウェアのインストールの邪魔をしたり、不要なポップアップが上がってきたり、CPUを消費してパソコンが遅くなったりと。
このような不便をおしてまで有料のアンチソフトを入れる必要はあるのかなと。
また、決定的な違いはマイクロソフトとサードパーティベンダーの資本力の違いです。はっきり言ってマイクロソフトの開発力には今のアンチウイルスソフト会社では太刀打ちできません。今後も「Windows Defender」の性能はグングン上がっていきます。
Windows Defenderでできないことはサードパーティのアンチウイルスソフトでも厳しい。
例として標的型攻撃があります。メール等で悪意のあるプログラムを送り付けて感染させるものが代表的です。この不正プログラムは、その時点で使用するアンチウイルスソフト製品に検出されないことを確認して送り込まれるため、従来のウイルス検出の手法のみでは期待できません。今の所、この問題に対しては「これをすればOK」のようなソリューションはありません。
また、Windows Defenderでない機能でサードパーティのアンチウイルスソフトウェアにあるもので、一般ユーザーが使うものといえば迷惑メールやWebサイトの広告ブロック機能が思いつきます。しかしながら、迷惑メールブロックは今やメールサービス側でやってくれますし、広告ブロックはブラウザの機能である程度行うことが出来ます。
というわけで、お財布の中身が厳しい場合、2019年からはアンチウイルスソフトとさよならするという選択肢もアリではないでしょうか。
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